2010年10月29日

クマザサ採集について

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 和漢薬研究所では、毎年8月下旬から9月下旬にかけて、松寿仙の主原料の1つ、クマザサの収穫・入荷の時期になります。東北各県や長野、群馬各地の国有林等から採集されたクマザサが、トラックに積まれて工場へ運ばれてきます。現地の方々が麻袋に丁寧に袋詰めして下さったクマザサは、1袋ずつ計量して、品質を損なわないように冷凍庫に保管されます。
 本年度初めて作業に参加した社員の感想を掲載させて頂きます。

【初めての笹計量作業を終えて】

 8月25日から、松寿仙の材料の一つであるクマ笹の入荷が始まりました。工場内では、笹の運搬から計量作業、安定化処理を行うために、朝早い時間から夜遅く土日も含めたシフトが組まれ、通常業務とは異なった雰囲気に包まれていました。この1ヶ月間は、主原料確保という会社にとって特別な時期であることを入社前から聞いており、とても楽しみにしていました。
 作業当日、早朝から麻袋をたくさん積んだトラックが待機しており、その光景を目の当たりにし驚いていましたが、「今日は少ないほうだ。」とか「例年の6割ぐらいだ。」という声を聞き、これくらいでまだ驚いてはいけないのだなと思いました。笹は東北や群馬、長野と計6カ所から入荷していますが、笹の葉を観察してみると、採取場所によってそれぞれ違った様相を見せているのが分かりました。笹計量は秤に載せるだけの単純な作業かと考えていましたが、実際作業を行っていくと、笹の入った麻袋は大きく重たい物で持ちづらく、秤に載せたり、積み上げる作業はコツを掴むまで苦労しました。慣れない作業だった為か当日は大変疲れてしまい、そして予想通り、次の日には筋肉痛になってしまいました。また、作業中は無駄な動きが無いように心がけていましたが、他の作業をしている方々の動きを邪魔したり、秤の前で手間取ったりと周りの方々に迷惑をかけてしまいました。要領を得て作業している先輩社員の方々を見習って、早く動けるようになりたいと心から思いました。
 松寿仙の原料であるクマ笹は、現地で作業している方々がご苦労されて採取しており、計量作業はそのような大事な笹を直接取り扱うことのできる、大事な機会の一つです。笹一枚一枚を無駄にしないように心がけ、作業を遂行できるように、気を引き締めて来年も臨みたいと思います。