2008年12月19日

緑化の足跡-第2回全国植樹祭記念碑-

 第2回全国植樹祭が開催された場所は、赤城工場の隣地の前橋市市有林(通称:昭和の森)です。 (社)国土緑化推進機構で発行している季刊誌「ぐりーんもあ」2006年秋号に記事が掲載されましたので紹介致します。

◆ 「ぐりーんもあ」2006年秋号より転載 ◆

 

 戦後の国土の荒廃から緑豊かな国土を取り戻すため、緑化運動は昭和25年に国土緑化推進委員会が設置されるなど、一大国家的運動として進められてきました。特に群馬県では戦後、昭和22年からのキャサリン台風、アイオン台風、キティ台風と3年連続で大災害をこうむり、その災害復旧と緑化運動の展開は最重要懸案と言っても過言ではありませんでした。このような背景から多くの県民の期待が早期誘致活動に繋がり「第2回植樹行事ならびに国土緑化大会」が開催されるに至ったのです。

 昭和26年4月4日、国土緑化推進委員会と群馬県との共催により群馬県富士見村赤城山の前橋市赤城山市有林において全国植樹祭が開催されました。約2,000名が参加し、テーマは「火山灰地帯造林」でした。植栽地は約2.7haの火山灰地の原野で、そこに天皇皇后両陛下のお手植え樹を含めて4,320本のクロマツが植栽されました。そして、この大会を契機に造林意欲が一層高められ、群馬県の人工造林の目覚しい進展へと結びついていきました。 記念樹は関係者の努力によって、下刈り、補植、保護柵及び標柱の建設、病虫害防除等が実施されています。 尚、お手植えの樹の現況は、平成18年9月現在、平均樹高22.8m、平均胸高直径30cmと良好に生育しています。