平成24年度高山植物等集中保護パトロール
長寿の森林長野(91ヘクタール)や、栄村での笹採集場所を管理している北信森林管理署の推薦を頂き、(株)和漢薬研究所 坂庭と中嶋が保護指導員として活動しております。
昭和37年頃から、この様な会が発足し高山植物等の保護活動などが行われています。 近年、森林浴を兼ねてのウォーキングや、昔の街道筋を訪ね歩くという人達も増えてきたことから、健康面における癒し効果の「森林療法」など、森林の持つ多面的な効果が注目を集めていて、自然の中に出かける人が多くなっている反面、入山する人の残飯や空き缶・ペットボトル・ビニール袋の投棄など、モラル低下が目立っていることから、被害の未然防止と保護指導に、会員相互、その他諸団体との連絡を図りながら定期的にパトロールを実施しています。
今回の集中パトロールは23人の会員が出席し、8月3日猛暑の中、志賀高原自然探勝コース(木戸池~蓮池)を、志賀高原ガイドの方から地域の自然解説や観光客の動向等を聞きながらパトロールを実施し、最後に意見交換を行いました。 私達は自然の恵みを頂きながら仕事をしていく中で、高山植物を始め、動植物及び自然環境の保護及び保全を図り、地域の貴重な財産を守り次世代に引き継ぐために、積極的に保護活動をしながら、山での作業をしていきたいと考えます。
(製造部 中嶋重治)
最下段右は、ヒカリゴケの写真です!