和漢薬研究所だより 2022年7月
弊社発行の健康情報誌「主治医」に掲載されている「和漢薬研究所だより」をお届けします。
今月は、トウキの栽培-花期を迎えました―の記事です。
6月から7月上旬にかけて、赤城山山頂では群馬県花・レンゲツツジが満開となり、鮮やかな橙色の花が山に彩りを添えます。多くの観光客が車で赤城工場横の道路を上っていくこの時期、工場圃場では自社栽培している薬草・トウキの花が見ごろを迎えます。小ぶりの白い花をたくさん咲かせ、可愛らしい姿を見せてくれます。
トウキはセリ科の植物で、弊社の自然薬・紫華栄とジュンキコウの原料にも使われている生薬です。4月に播種し翌年4月に定植(植え替え)をして11 月に収穫したのち、根を乾燥させて用います。
自社栽培でよりよい品質の薬草収穫を目指し、お客様に安心して服用していただける自然薬をつくってまいります。