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お知らせ

2010

11.18

薬草栽培-オウゴン-

 弊社では薬草の自家栽培に取り組んでおります。今回は「オウゴン」についてご報告致します。自然薬の「力湧仙」(小柴胡湯製剤)に使用されています。

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 オウゴン(黄芩)は、シソ科の“コガネバナ”の周皮を除いた根の部分です。写真のように淡い紫の綺麗な花を咲かせます。根の断面が黄色いので、その名前が付いています。漢方では消炎・解熱などの処方に用いられます。 本来、花は8月頃に開花するのですが、今年は猛暑の影響で9月下旬から10月初旬にかけての遅咲きでした。栽培2~3年目に掘り起こし、日に当てて乾燥させた後、風通しの良い涼しい場所に保管され、生薬として使用されます。 栽培担当者によると、開花の遅れ以外猛暑の影響はなく、良い根が育っているとの事です。今年は一部圃場で育成されたものが収穫年を迎えますので、また後日お知らせページにてご報告申し上げます。