生薬栽培-ムラサキ苗の成長状況- (2009年05月)
4月の記事でもご紹介致しました、ムラサキの栽培近況についてご報告させて頂きます。
今年3月の播種後、ほぼ全てのポットから発芽し、5~7cmまでに成長しました。
ムラサキは涼しく半日光の環境を好む為、赤城工場内の冷暗場所で播種から一定期間栽培します。その間、温度・湿度共に一定範囲を保ちつつ育てます。5月の下旬に富士見圃場へ植付けを行います。7月頃から白い花を咲かせる予定です。
室温計で保管場所内部の湿度・温度をチェックしています
ムラサキはとても繊細な植物で、わずかな気候や温度の変化にも育成状況が大きく左右されます。
圃場に植付けした後は、冷暗所での育成とはまた異なり、自然を相手にしながら日々細心の注意を払わねばなりません。近年の地球温暖化はムラサキ栽培にとりましても深刻な問題ですが、自然薬の原料生薬として自給率100%を目指すべく、栽培担当者始め会社全体で「本物づくり」に取り組んで参りたいと思います。
赤松分収造林地整備-社員ボランティア- (2009年05月)
松寿仙の原料生薬の一つ、アカマツ葉は主に長野県内の国有林(御代田町)から採集しております。また、将来的に純系赤松葉を確保し続けるために、平成6年・平成8年に群馬県みなかみ町(旧・新治村)の国有林に、林野庁と赤松分収造林契約を締結し、赤松林を整備しております。今後とも森林の自然を守り続けると同時に、安心できる純系の赤松葉を確保していく所存です。
以前記事でご紹介させて頂きました通り、森林は下草刈りや枝打ち・間伐といった手入れをせずに放置してしまうと、日光や栄養分が全体に充分行き届かず、健全な森林に成長しません。
今年は4月25日(土)、カポニー産業(株)・(株)和漢薬研究所両社から希望者を募り、総勢28名参加でボランティア作業を行ってまいりました。あいにくの天候となってしまいましたが、昨年に引き続き、本年度も森林内の枯れ枝打ち・ハチ退治用ワナ交換設置・ゴミ拾いや、老朽化した看板の撤去・周辺の整備等の作業が中心となりました。
現地で全体打ち合わせの後、各チームに分かれて作業に入りました。
-参加者の感想文-
平成21年4年25日、両社員合同ボランティアに初めて参加させていただきました。今回の任務は、群馬県みなかみ町(旧新治村)の赤松分収造林地の整備でした。明日は晴天なりと心の中で思って眠りについたのですが、天気予報通りの雨模様、それも到着した時の気温は8℃でした。先輩社員とともに目的地の造林地にたどり着き、いざ作業開始となりました。作業内容としては、ハチワナの交換、看板の一時撤去、松のツルきり、ゴミ拾い等を行いました。その中で私は、看板の撤去が中心でした。雨の中の作業でしたので、足元を滑らせてケガをしないよう安全面に注意を払いながら作業を行いました。また、看板を撤去後は、赤松のツル切りを行い、その中で山菜などを見つけることができ、短い時間ではありましたが、大変貴重な体験をすることができました。また、山仕事の大変さに比例して作業後のお弁当とお茶がとてもおいしく感じました。今回のボランティアを通じて、赤松がどのように管理されているかを知り、ますます自然を大切にしようと思いました。今後は、この貴重な体験を活かして作業を行っていきたいと思います。また、次のボランティアも積極的に参加してきたいと思います。
主治医No.581 平成21年6月号 (2009年05月)
●巻頭の言葉
グリーン・ニューディール(緑の内需)
田中 正則
●表紙絵 ミニ解説
ウツボグサ(シソ科)の話
野崎 康弘
●ワンポイント 体と心のバランス
顔の輪郭を整え、ハツラツお出かけ
穐田 ミカ
●特集
おいしく食べて、旬
●自然賛歌 薬草の周辺
第27回 ホオノキ
和田 浩志
●エッセイ 風にのって
可愛い私の同居人
仲代 奈緒
●ドクター羽生田の健康ライフ
第24回 梅雨どきの健康法
羽生田 護
●いい人みつけた!
自然薬研究会
●知れば便利なマナー
お祝い
司 良介
●おやじの箴言
教育という名の虐待
井内 清満
●健康対談
芝居も書も一期一会
佐久間良子 × 横手 久典
●楽しい山歩き
ブナと杉の山を歩く
武川 俊二
●和漢薬研究所だより
本物づくり-松寿仙愛飲者の集いin長野’08 ー本物づくり体験

